車検にはいくつかの種類があり、その中でもローコストな車検にユーザー車検があります。ユーザー車検の受験を成功させるにはいくつか注意点があり、こちらでは無事にユーザー車検を通過するためのポイントを記載して行こうと思います。
ハイビームの光軸調整が難関ポイント
ユーザー車検を行う上で一番引っかかるのがハイビームの光軸です。下回りなどは人間が検査するので検査官によっては甘く見る場合もありますが、光軸調整の場合には機械が正確に判断するので、少しでもズレていたら車検はパスしません。しかもハイビームの光軸調整は少しぶつかっただけでズレてしまいます。万が一光軸調整がズレていたらその部分のみ再調整が必要となります。光軸調整が心配な人はユーザー車検を受ける前に調整が必要になります。ユーザー車検を行なっている国土交通省所管の車検場の近くには、テスター屋さんが数店舗あり光軸調整をリーズナブルな価格でしてもらえるので、事前にそちらでチェックしてもらうのも一つの方法です。
フロントガラスに貼りものをしたり汚れているのもNG
ユーザー車検の際にはフロントガラスについてもかなり厳しく検査されます。その理由ですが、フロントガラスは前の情報を確認する物で、万が一前がよく見えないと事故に直結するからです。フロントガラスに物を貼っているのがNGなのはもちろんですが、汚れているのもNGです。そのためユーザー車検を受験する前にはフロントガラスを水洗いするのも一つの方法です。フロントガラスにスモッグを貼ったりしている人もいますが、ユーザー車検を受ける際にはスモッグは外しておく必要があります。人によってはフロントガラスの隅に小さなカーテンを設置している人もいますが、ユーザー車検の前には外しておかないと、ユーザー車検には合格しないです。
下回りや車体を綺麗にしておくと検査官の印象はよい
ユーザー車検の際には検査官が車の車体や下回りをかなり詳しく検査します。基本的には検査官はどんな車も平常心を持って平等に検査するように教育されていますが、あまりにも汚いと嫌な気分で検査する検査官がいるのも事実です。車の車体や下回りが汚いからと言ってユーザー車検の結果が変わることはないですが、検査官によっては検査が終了した後にきたないと言う人も中にはいます。特に下回りは泥などが付いているので、その傾向が強いです。そうならないように、ユーザー車検を受ける前には、水洗いでよいので車の車体や下回りを綺麗にしておくと、ユーザーもユーザー車検を受験することが可能ですし、検査官から文句を言われることはないです。